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TCGっぽいボードゲーム4選+1

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TCGっぽいボードゲームを探すに至った経緯

遊戯王やポケモンカードゲームのようなTCG(トレーディング・カード・ゲーム)は面白いので、ボドゲ友達や家族とも遊んでみたい、としばしば思います。

テンション高めで「モンスター召喚!」とか言い合うの、すごく楽しいので、何歳になってもやりたい・・・。

しかし、TCGには、そのゲームのデッキを持っている経験者同士でしか、遊びづらいという課題があります。

下図のように「自分と同じTCGで遊んでいて」なおかつ「仲の良い友達や家族」は希少なので、結局なかなか遊ぶ機会が無い、というのはTCGあるあるではないでしょうか。

新たにTCG仲間を開拓すれば良いのですが、「そこまでするのはちょっと・・・」と尻込みしてしまうのもあるあるのような気がします。

少なくとも私自身は、一歩踏み出す勇気を出せずに、結局TCGでほとんど遊べないままオッサンになってしまったタイプの人間です。

そこで、視点を変えて、誰とでも遊べる既存のボードゲームの中から、TCGっぽいテイストのものを探してみることにしました。逆転の(?)発想です。

TCGっぽいボードゲーム4選+1

『ミレニアム・ブレード(Millennium Blades)』

「ボードゲーム and TCG」などの検索ワードで調べていくと、必ずたどり着くのが『ミレニアム・ブレード』です。

作り込みが凄まじい、重厚なゲームです。

ゲーム内の通貨などが付属していて、なんと、パックを買ってデッキを作って・・・という実際のTCGのような一連の流れが全てゲームになっています。

カード総数は600枚以上で、遊びごたえも十分のようです。

TCGをほぼ完全再現したボードゲームなので、「TCGっぽいボードゲーム」としては、現時点でおそらくこのゲームの右に出るものはいないだろうと思います。

私個人としては、今はもっと対戦部分に特化して気軽に遊べるものが欲しかったので、残念ながら購入には至らず未プレイなのですが、もしプレイできるチャンスがあれば、是非遊びたいゲームです。

2人でじっくりというよりは、4-5人でワチャワチャやるのが楽しそうな印象です。

『桜降る代に決闘を』&『ガンナガン』

ひとまとめにして恐縮ですが、両方とも、初めて見たときに「こういうの!こういうのが欲しかった!」と感動したゲームです。

買い切り型のゲームでありながら、「自分のデッキ」を持ち寄って戦闘し合うTCGっぽさを体験できます。そんなことができるんですね。ゲームシステムを考えた人、すごいな~と感動しました。

それぞれゲーム性は大きく異なり、特徴のあるゲームなのですが、大雑把に言うと、「2つのデッキを組み合わせる」というシステムが共通していると思います。

この「2つのデッキを組み合わせる」というシステムによって、買い切り型のゲームでも組合せの違いによって異なる展開が生まれやすいし、「自分が強いと思う組合せ」を考えることによって自分のデッキを組むTCG的な楽しさも得られるのではないかと感じました。すごい。

『ブレイドロンド(Blade Rondo)』

『ブレイドロンド』は、ランダムに配布されたカードの中から、好きな7枚だけを手札に残して戦うゲームです。

デッキという概念はなく、手札7枚だけを駆使して戦うので、スッキリしていてとても遊びやすいです。

コンボやシナジーを考えて7枚を選択するところにTCGっぽさがあり、それでいて1ゲームは短時間でスッキリと遊べるので、普段TCGで遊ばなそうな人にも勧めやすい印象です。

隙間時間にもプレイしやすいので、私はよく妻と遊んでいます。

あと、絵が可愛いです・・・!DOMINA GAMESさんからは、『ブレイドロンド』シリーズ以外にもオシャレ可愛いゲームがたくさん出ているので、要チェックです。

『ザ・キング・オブ・マッド・サイエンティスツ(The King of Mad Scientists)』

最後はおまけです。

これまで挙げた4選は、いずれも買い切り型でありながら「TCGっぽい」遊びができる、考え抜かれたシステムのゲームです。イラストも美麗で、非の打ちどころが無いと感じました。

・・・ただ、個人的には、もう少し子どもっぽく「モンスター召喚!」的なノリで友達同士でふざけて遊びたいシーンも時折あり、上記の高尚な4選だけでなく、もっと笑いながらできそうなゲームも欲しくなりました。

しかし、探せど探せど、ほどよいものがなかなか見つからなかったので、自分で作ってみることにしました

キメラを作って戦わせる2人用カードバトルです。

頭と体を組み合わせるシステムによって様々な展開が生まれるように工夫しました。

頭と体を組み合わせてキメラを作り、戦わせる。

ゲームシステムは、比較的シビアなハンドマネジメント(手札管理)です。じっくり頭をひねれるように、試行錯誤して真面目に作りました。

一方、くだらないカードもたくさん出てきます。友達や家族と、ふざけたノリでTCGっぽい遊びをしたい時間にもハマるような内容になっています。

ザ・キング・オブ・マッド・サイエンティスツ』というタイトルです。もしご興味を持って頂けたなら、以下のリンク先のゲーム紹介ページもチェックして頂けますと、とても嬉しいです。

【追記】他にもありました

『4選+1』というタイトルで記事を投稿してしまったのですが、TCGっぽいゲーム、他にもまだまだありました笑。

追加でご紹介したいものが出てきたときは、ここに追記していこうと思います。

『はらぺこバハムート』

たった16枚(!)のカードだけで、TCGっぽい駆け引きを楽しめるようにしている凄いゲームです。

10分ぐらいで遊べて、準備の手間も少ないので、気軽に遊びたい時に良いと思います。

もともと『きょうあくなまもの』という同人作品だったものが、リメイクされて製品化されたそうです。かっこいいですね!

『パグスマグナ』

同人ゲームで、現在は入手は難しいと思われますが、個人的にとても好きなゲームなので載せておきます。

買い切り型なのですが、たくさんのカードが入っていて、30枚ずつのデッキを組んで戦えるようになっています。

カードのイラストが全てパグで、ものすごーく可愛いです。

ゲームマーケット2022秋で出会った同人ゲームです。

企業から発売されている商用製品の場合は、ビジネスとしてたくさんの人に売れる必要があるので、ある程度、万人受けを意識して良い作品が作られる場合が多いと思われます。それに対して同人ゲームは比較的、尖った作品が多いと思われますが、それはそれで、自分にピンポイントで深く突き刺さる好きなゲームに出会えることがあるので、良さだなーと思っています。

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