遊び研究

クラフト好きの小学生にBlenderでの3Dモデリング体験をすすめてみた話

遊び研究

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クラフトが「続かなくなった」

私の子ども(小学校高学年)は、折り紙やアクセサリー作りなどのクラフトが好きで、「どうぶつの森」のようなゲームでもよく遊んでいます。

そんな流れで、「ミニチュアガーデンを作ってみたい」と言い出しました。

ミニチュアガーデンのキット。カッターやボンドを駆使して、自分で箱庭を組み立てる。

いろいろなキットが売られていますが、例えばこのようなものです↓

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いいなと思って、手始めに小さなキットを購入したのですが、すぐにひとつ問題が出てきました。

カッターナイフやボンドなどの工具を使った作業になるので、まとまった時間を確保しないと、進めづらいのです。

習い事などで時間が限られている中では、なかなか気軽に手をつけられません。

結果として、少し触っただけで中断し、そのまま数ヶ月放置という状態になってしまいました。

問題は「やる気」ではなかった

はじめは「飽きたのかな」とも思いました。

でも様子を見ていると、そうではなさそうです。

時間が少しあると、折り紙を折ったり、小さなものを作ったりはしている。

つまり、

  • 作ること自体は好き
  • でも、準備が重いものは手が出ない

という状態でした。

問題は「やる気」ではなく、「始めるハードルの高さ」だったのです。

クラフトは「手で作るもの」なのか?

そこで考えました。

クラフトといえば、手芸や工作をイメージしがちですが、それはただの固定観念なのではないかと。

子どもがやりたいのは、

  • 形を作ること
  • 可愛いものを作ること
  • それらを配置して、自分の世界を作ること

であって、「紙や木を使うこと」そのものではないはずです。

それなら、仮想的な3D空間でそれをやっても、同じように楽しめるのではないか

デジタルという選択

デジタルなら「途中で中断しやすい」

さらに考えてみると、デジタルには明確なメリットがあります。

  • 途中で保存できる
  • 少しの時間でも作業できる
  • 道具を広げる必要がない

つまり、忙しい中でも「続けやすい」

これなら、今の生活スタイルでも無理なく楽しめるのではないかと思い、PCでの3Dモデリングを、子どもに勧めてみることにしました。

写真はイメージです笑

無料ソフトBlender

ツールとして選んだのは、無料で使えるBlenderです。

私は仕事でCADを触ることもあり、新しいソフトに慣れることにも抵抗がありません。

Blenderも、過去に一度だけ見様見真似で触ったことがありました(初心者が扱う程度のモデルであれば、グラフィックボードの無い一般ノートPCでも問題なく動作しました)。

ただ、一度触った際も、ソフトの扱いに慣れるまでは、正直けっこう苦戦しましたので、「はたして、小学生にできるのか?」という不安はありました。ですので、教材は慎重に選ぶことにしました。

教材探しで意識したこと

Blenderの情報は、WebやYouTubeにたくさんあります。

ただ、「小学生が自主的に進められるか」という視点で考えると、体系的に手順が整理されていないと、少し厳しいと感じました。

そこで、書籍を探すことにしました。

条件はシンプルです。

  • 初心者向けであること
  • PC操作に不慣れでも進められること
  • 何より、子どもが「作りたくなる題材」であること

見つけた一冊

探してみると、まさに求めていた本がありました!

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M designさんの『ミニチュア作りで楽しくはじめる 10日でBlender 4入門』(インプレス)

届いたその日から、子どもは「早く作りたい!」とかなりの前のめり(お父さん嬉しい…)。

実際にやってみた

この本では、

  • 目玉焼き
  • アイスクリーム

といった小さなアイテムを1つずつ作りながら進めていき、最終的にミニチュアルームを完成させる構成になっています。

可愛すぎて、早く作ってみたくなる。説明も初心者向きでわかりやすい。

とにかく1つ1つが可愛い!

「作りたい!」と思える題材なのがとても良いです。そして、わかりやすい。

親はどこまで関わるか

子どもからの質問された場合に答えられるように、私も事前に1作目(目玉焼き)だけ作ってみました。

やってみると普通に楽しい!ちょっとしたクラフト体験したのと同等以上の満足感です。

その後、子どもにやらせてみました。

1作目は、私が横に付き添いながら

  • 困ったときにヒントを出す
  • 本のどこを見ればいいかを教える

といった最低限のサポートだけしました。

すると、2作目は、ほぼ一人で進められるように

「自分でできる」という感覚も含めて、かなり良い手応えがありました。

こんなモデリングを、子ども1人でできるようになった。すごい!

クラフトの本質は「何で作るか」ではなかった

今回やってみて感じたのは、

クラフトの本質は「何で作るか」ではない

ということです。

  • 紙でも
  • レジンでも
  • 3Dでも

「作る楽しさ」は同じところにある

むしろ、デジタルにすることで

  • 続けやすくなる
  • 試行錯誤しやすくなる

というメリットもありました。

選択肢が増えただけでも価値があった

結果として、

「クラフト=手芸・工作」という固定観念が少し崩れました。

場所を取らず、隙間時間でも進められる。

忙しい中でも無理なく続けられる趣味として、デジタルクラフトはかなり良さそうです。

趣味として楽しめるだけでなく、PC操作や3Dモデリングのスキルが自然と身につくのも良いところだと感じています。

しばらくは、この方向で様子を見てみようと思います。

▼今回購入した書籍『ミニチュア作りで楽しくはじめる 10日でBlender 4入門』(インプレス)

「これならできそう」と思わせてくれる構成の、良い本でした!

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時間や場所に制約がある中で、どうやって楽しむか

今回のように、クラフトをデジタルに置き換えてみたのも、「時間や場所の制約をどう乗り越えるか」という試みの一つでした。

これは子どもに限った話ではなく、大人でも同じで、忙しい中で趣味を続けるには、それなりの工夫が必要になります。

広い机も、まとまった時間もないけれど、それでも何かを作りたい。

当ブログでは、そういった「限られた環境でも楽しめる遊びや創作」をテーマにしています!

同じように、忙しい中でも何か作りたいと思っている人の参考になれば、うれしいです。

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