子ども達から「なぜ肉は焼くと色が変わるの?」と聞かれたとき、スマホを開かずに「それはね・・・」とスマートに説明したいものです。
その時を見据えて予習し、こたえをわかりやすく簡潔に整理しておきます。
こたえ
3ステップで説明できように簡潔に整理すると、以下のようになります。
- 筋肉タンパク質にはいくつかの種類があり、その中の1つに、筋肉中の酸素の運搬に関わるミオグロビンと呼ばれるタンパク質があります。ミオグロビンには、酸素とくっついて酸化すると色が変わる性質があります。
- 一般的な食用肉がピンク色に見えるのは、血の色ではなく、ミオグロビンの色によるものです。空気中の酸素に触れると鮮やかな色になるのでピンクに見えますが、焼いてさらに酸化が進むと、褐色に変化します。
- ミオグロビンの含量は肉の種類等によって異なります。例えば鶏肉を焼いても褐色にはなりにくく牛肉や豚肉よりも白っぽい色になるのは、ミオグロビンの含量が少ないためです。
ミオグロビン!
コメント