なぜアクビをすると涙が出るの？（わかりやすく簡潔に）

子ども達から「なぜアクビをすると涙が出るの？」と聞かれたとき、スマホを開かずに「それはね・・・」とスマートに説明したいものです。

その時を見据えて予習し、こたえをわかりやすく簡潔に整理しておきます。

こたえ

3ステップで説明できように簡潔に整理すると、以下のようになります。

1. 悲しくないときでも、目を乾燥やホコリから守るために、涙はいつも少しずつ目の表面を流れています。目尻の「涙腺」を出発して、目頭の「涙のう」に貯まり、いずれ鼻水の一部になります。
2. アクビをすると顔の筋肉が大きく動き、「涙腺」や「涙のう」に貯まった涙が押し出されます。
3. だから、アクビをすると涙が出るのです。

少し詳しく

涙腺、涙のう

涙腺と涙のうの位置関係を図示すると、下図のような感じです。
涙は、涙腺から涙のうに向かって流れて、目の乾燥を防いだりホコリを流したりしてくれています。

ただ大きな口を開けただけでは涙は出ませんので、アクビの際には、普段動かさないような顔の筋肉をたくさん使って、表情をかなり大きく動かしていると考えられます。

参考

• 医教コミュニティつぼみクラブ「なぜあくびをすると涙が出るのか？」